【概要】「第2回 クルマ・社会・パートナーシップ大賞」の「モビリティ・ソリューション賞」をトヨタ自動車とカーネルが受賞。取り組みや受賞理由など。

トヨタとのコラボイベントとして開催してきた「車中泊避難セミナー」。会場は富士スピードウェイ内にある「トヨタ交通安全センターモビリタ」など、主にトヨタ自動車の施設内で行われた。

日本自動車会議所が認定する「第2回 クルマ・社会・パートナーシップ大賞」のなかで、なんとカーネルがトヨタ自動車のパートナーとして、「モビリティ・ソリューション賞」を受賞した。

日本自動車会議所の内山田竹志会長によれば、「自動車に関わる人たちの地道な活動に感謝し、その取り組みを世に広げるために創設した賞」とのこと。

「車中泊避難セミナー」は、これまでカーネルが培ってきた車中泊のためのシートアレンジのノウハウと、トヨタ自動車の幅広いコネクションが相乗効果となり開催。

なかでも、カーネルが受賞した「モビリティ・ソリューション賞」は、社会課題解決への取り組みが評価されたもの。

これはトヨタ自動車とともに、災害時の車中泊避難のリスクと、その対策を平時から周知する活動が認められたことが、今回の受賞につながった。

カーネル編集長・オオハシも緊急時に役立つアイテムなどをレクチャー。

これまで、トヨタとのコラボイベントとして開催してきた「車中泊避難セミナー」の様子は、何度か車中泊専門誌『カーネル』でも掲載。

実際に参加者の愛車を車中泊避難仕様にするため、エコノミークラス症候群の予防を考えたシートアレンジや、緊急時に役立つアイテムなどを紹介してきた。

今回の受賞におごることなく、さらに車中泊避難のリスクや対策を、広めていきたいと考えている。

文:大橋保之(カーネル編集部) 
初出:カーネル2023年5月号vol.60