【概要】SABUMA ポータブル電源S2200セット、マックスパワー MP700J、ドメティック MOBICOOL MCG15のモニターレポートを掲載。車中泊専門誌『カーネル』のモニタープレゼント企画。

車中泊専門誌『カーネル』では復刊3周年を記念して、2022年9月号vol.56、2022年11月号vol.57、2023年1月号vol.58の3号連続で車中泊グッズのモニタープレゼント企画を展開。

ここでは、
・SABUMA/ポータブル電源S2200セット
・マックスパワー/MP700J
・ドメティック/MOBICOOL MCG15
のモニターに選ばれた3名のレポートを紹介しよう!

SABUMA(サブマ)/ポータブル電源S2200セット

製品概要

大容量2258Wh、定格出力2000W! 50インチ液晶テレビで18時間、168ℓ冷蔵庫なら59時間も使用でき、2~3日分の停電にも対応する最強ポータブル電源だ。

「ポータブル電源S2200」は車中泊旅だけでなく防災アイテムとしても役立つ大容量。

定格出力2000W(瞬間最大4000W)で冷蔵庫やヒーター、電子レンジなどほぼすべての家電を使えるパワフルさでありながら、サイズは約20×43×30cm、重量約20kg。

別売りアクセサリー「CHABUMA」&「PUレザーカバー」とともに使えばオフ状態でも積極的に活用できる。

ケーブル類を収納できるポケット付き「PUレザーカバー」とウォールナット無垢材のスタッキングテーブル「CHABUMA」付き特別セットを今回はモニターしてもらった。

モニター:阿川裕之さん(東京都)

第1回レポート

アメ車のバンで車中泊を楽しんでいます。年末に車中泊をした際、寝る前に1200Wのセラミックファンヒーターを使用。

起動後の立ち上がりは1400Wまで上昇しますが、まったく問題なし。600W運転ならば3~4時間作動し、快眠できました。

昼間はエンゲルの冷蔵庫で保冷剤を冷凍。あらかじめ凍ったものを夜に入れ、昼から冷蔵庫に通電しましたが、カチコチのまま。

それをクーラーボックスに移し、生鮮食品を大量購入! 夜も昼も、充実した旅行となりました。

今後はIH コンロ購入を検討中で、車内オール電化を目指します。

マックスパワー/MP700J

製品概要

サイズは約28.5×17.5×H16.4cmでコンパクトカーへの積み込みだって苦にならない中型ボディ。重量はこのクラスで最低水準の約5.9kgとなっている。

2021年3月発売の中型ポータブル電源「MP700J」はBMS制御とインバーター制御に車載制御技術を導入しており安全性に自信あり!

EV車両に採用される三元系リチウム電池を採用。車載制御技術を導入し、万一の際は内部の電気出力を停止し、エラーコードがディスプレイに表示される安全設計。

また、車中泊や非常時の夜間に静かに使えるよう冷却ファンの静音化とインバーター回路の高効率を極限まで改良した自信作だ。

パソコンなど精密機器や家電も使える純正弦波。50/60Hzの切り替えは、ACスイッチをダブルクリックするだけだ。

気になる容量は580Whで定格出力700W。ACコンセントやUSB TypeAポートだけでなくUSB QC3.0ポート、PD3.0ポートも備え、素早いUSB充電をチェックしよう。

モニター:佐藤 崇さん(神奈川県)

第1回レポート

念願のポータブル電源をいただきました。MP700J はコンパクトでとっても軽く、持ち運びしやすいうえに車内でも置き場所に困りません。

しかもスイッチ類や差し込み口、インジケーター類が前面に集約されているため、非常に使いやすく大変気に入っています。

さっそくキャンプ場で使用しました。車載冷蔵庫をつけたままで、スマホの充電、電気毛布やLED ランプの給電と使いまくりましたが、残量がたくさんあり余裕でした。

また、稼働時や充電の際にもまったくファンの音がせず、非常に静かな点もお気に入りです。

第2回レポート

MP700Jと電動工具を持ち出し、DIY車中泊を楽しんで来ました。まずはポータブル電源から電気をとって車外テーブルを作成! 

その後、新しく購入したIHコンロと「ちょこっと家電 おひとり様グリル鍋」を使って野外ごはんを作ってみました。

ポータブル電源があるおかげで火を使わずにすむので、これから来る夏場も車内温度を上げず安全に車内調理できそうで楽しみです。

ドメティック/MOBICOOL MCG15

製品概要

サイズ約58.7×34.4×H26.1cmで容量約14.5ℓ。重量も約9.5kgと控えめで持ち運びやすい。

冷凍食品の保管に困る車中泊旅だけど、ポータブル冷凍・冷蔵庫がその悩みを解決! 「MOBICOOL MCG15」は350mℓ缶が19本収まる絶妙サイズだ。

庫内温度は1℃単位で設定OK。パワフルなコンプレッサー方式なので30分で32℃から0℃まで一気に冷やせる! フタには庫内温度を確認できるデジタル表示パネルを搭載。

庫内温度は-20℃から12℃まで設定でき、飲み物専用冷蔵庫として使うほか、倉庫型スーパーで大量のアイスクリームや冷凍食品を購入してキャンプに出かけるなんてときにも重宝する。

自宅でも車内でも使える2ウェイ電源。DCは自動で12Vと24Vを切り替えられるし、カーバッテリーをモニタリングしてレベルに応じて自動的にオン/オフするのもありがたい。

カラーはホワイトとブルーの2色。定格消費電力40W。

モニター:土田えりさん(北海道)

第1回レポート

消費電力が低いので、ポータブル電源でも気にせず使えたのがよかったです。さっそくコストコに行き、冷蔵のひき肉、冷凍餃子、アイスを保存するのに使ってみました。

−20℃設定にして6時間ほど使用しましたが、ひき肉は凍り、餃子は冷凍状態を保ったまま。アイスはカチカチではありませんが、硬めで持ち帰ることができました。

ドアがスライド式だと、車内に置ける場所が増えていいですね。あとフタの縁の高さがもう少しあると、物を置きやすくてなおいいと思います。

第2回レポート

わが家のキャンピングカー・バーデン(トイファクトリー)に装備されている冷蔵庫より、冷凍機能が控えめな印象ですが、電力を少ししか使わないのでポータブル電源でも気兼ねなく使えます。

庫内のスペースは、私の好物・柳月の三方六のバームクーヘンの切れ端2つがジャストサイズでした。

文:大森弘恵、SOTOBIRA編集部 
初出:2022年9月号vol.56(一部)、2023年3月号vol.59