【概要】キャンピングカーオーナーに聞いた車中泊の快眠術。愛用アイテムや寝方、場所など、車内で心地よく眠るためのコツを紹介。

就寝環境の整ったキャンピングカーでも、快適に眠るためには工夫が必要。

でもひと言で「快眠」といっても、キャンピングカーの装備はもちろん、家族構成、環境や好みなどは人それぞれなので、快眠テクニックは変わってくる。

キャンピングカー乗りの数だけ車中泊の快眠術があるのだ!

ファンルーチェ・ヨセミテエナジー/ケンチクリンさん

夜中に奥さんを起こすと悪いので、後ろのベッド部分を奥さん専用にDIY。仕切りのカーテンを付け、その空間には照明付きのドレッサーを作って快適に過ごしてもらっています。アンテナジャックと100V電源も付けたので、寝る前にテレビも見れます。

ナッツRV・クレア/平吹夫婦さん

リアとバンクで分かれて寝るときでも、ふたりとも同じ方向に頭を向けています。クルマの片側が下がらないように意識して駐車します。ヨーネルコというマットレスを買ってバンクベッドに敷いたら、寝返りが楽になり、背中も痛くなく、快眠できました!

バンテック・ZiL520/樹里歩空さん

テントキャンパーの名残で、キャンピングカーがある今でも寝袋にくるまって眠ります。季節ごとに使う寝袋を変えます。愛犬と車中泊をするので、車内温度を上げないように、時間帯問わず、日陰になる場所に駐車するように常に意識しています。

ナッツRV・クレソンジャーニー/VANLIFE JAPAN リサコとダイキさん

新鮮な空気に入れ替えて、快適な空間づくりを意識しています。毎日車内でリモートワークをしているので、首こり解消の専用首枕をよく愛用しています。互いに広々眠れるように、バンクベッドとリアで寝床を分けています。扇風機もひとり1台使用で快適です♪

ナッツRV・クレアスティング/しばちゃんさん

マルチルームが付いていないので、トイレ設備のある場所で車中泊をします。2歳半の子どもも一緒なので、できるだけ家と同じ環境をつくってあげたい。いまでは、クルマのバッテリー上がりを気にせず、エアコンが使えるようになりました!

LTキャンパーズ・レガードネオプラス/ちゃまん*sファミリーママさん

子どもと自分の3人旅が多いので、RVパークなど安全に泊まれる場所をよく利用します。子どもだけを置いてトイレに行かなくてすむように、ラップポンを設置しました。車内灯は明るすぎるし、消すと真っ暗になるので、かわいいライトをそばに置いて子どもと眠っています。

AtoZ・アミティLE/アミティ家族さん

愛犬がいるので、リアは常にベッドモードです。最初はエアマットを敷いて寝袋を使ってみましたがしっくりこず。トラックの車中泊用マットに、普通の掛布団と枕に替えたら爆睡できるようになりました! 夏は扇風機を稼働しながら。冬はこたつを置きます。

AtoZ・アンソニー/しんのすけさん

登山の前乗りをするため、野営場などでよく車中泊をします。虫対策にモスキートガードランタンを使用。空気の循環に愛用しているマキタのサーキュレーターは、バッテリー駆動もできる優れもの。エアコンに頼らず、自然の澄んだ空気を感じて眠るのが好きです。

アネックス・リバティ52DB/宮城キャンパーさん

なるべく静かなRVパーク、キャンプ場を利用し、水平器を使って水平に近い場所に駐車するよう心がけています。エアコンとFFヒーターがクルマに付いていて便利ですが、乾燥しやすいので就寝時には切っています。夏の夜間は、充電式扇風機が活躍しています。