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【概要】MDN マドンナのプロフィール、注目モデルの紹介。「ジャパンキャンピングカーショー(JCCS)2023」出展メーカー特集。〈JCCSブースNo.S-11〉

キャンピングカービルダー・MDN マドンナとは

「キャンピングカーらしからぬ」と書くと語弊があるかもしれない。しかし、それほど既存のキャンピングカーとは一線を画すデザインのモデルを製造・販売しているのが、MDN マドンナだ。

創業は1964年。当時は「ナニワ工業所」として舶用部品を販売していた。そのため、特に船舶用プロペラの設計において、長年の経験を有しているという同社。

コンピューターでの設計方法と、この経験値との融合で、翼型・傾斜度・肉厚などの重要事項を考慮した船舶用プロペラの迅速な設計を可能とした。

そこで、船舶関連の事業技術を活かし、2006年に設立されたのがRV事業部で、現在のMDN マドンナだ。

事業としては、ワイズギアのRV事業の代理店から始まり車両部品の開発販売・その商品を多彩に用いてスタイリッシュにカスタムされた車両も販売している。

主に、日産・NV350キャラバンやトヨタ・ハイエースをベースとしたバンコンや、スズキ・エブリイなどをベースとした軽キャンパーをラインアップ。

個性的なモデルが多く、同社ならではのこだわりを、モデルから垣間見ることができる。

室内両側に2段ベッドを装備した快眠車

エフシースリーパー

まさにMDN マドンナならではのオリジナリティをあふれる1台が登場。それが、ここにクローズアップする「エフシースリーパー」(733万4000円~)だ。

一見、フロントマスクなどの外観から、スタイリッシュなカスタム系ワゴンに見える。しかしその内側には、ウッディな雰囲気と使い勝手のいいインテリアがまとめられている。

車内レイアウトの大きなポイントは、やはり後部に採用された両側2段ベッド。車内空間の統一感を壊すことなく、機能的なベッドが配置されており、まさにMDNマドンナの真骨頂。

また、ポータブル冷温庫やFFヒーター、ポータブルトイレなどはOPで設定されている。

リアの両サイドに2段ベッドを採用。就寝人数5名を実現させる画期的なレイアウトとなっている。サイドのウインドウ部分にもリアルウッドがあしらわれている。

カウンター面積を広くとったキッチンをスライドドア正面に配置。ふた付きのシンク&コンロをビルトインし、上部には電子レンジ、下部にはASAGAOのポータブル電源を配置。

天井部にもリアルウッドが張られており、車内を演出。就寝スペースのセンターにはテーブルを設置することができ、ベッドを使用しないときに応接スペースとして使用できる。

【問】ナニワ
〒544-0014 大阪府大阪市生野区巽東3-5-12
06-6757-5511

https://jrva-event.com/event/jccs2023/