【概要】レクビィの2023年新作モデルや注目キャンピングカーの紹介。展示場についても。「ジャパンキャンピングカーショー(JCCS)2023」出展メーカー特集。〈JCCSブースNo.S-65〉

趣向性の高いアイテムで上質を極める

ハイエースやキャラバンなどのバンをベースにしたバンコン専門のキャンピングカービルダー。国産の強みを活かしたこだわりのモノづくりで、上質な調度品などが目を引く。

地元瀬戸市の陶器をキャンピングカーに取り入れるなど、日本らしさを感じさせるモデルも多い。 

キャンピングカーはエクスクルーシブ、プレミアム、スタンダード、そしてレジャー感覚で気軽に楽しむレクビィブルーラインの4カテゴリー。

上位グレードに設定される、シャワールーム設置車両はレクビィを代表するモデルともいえる。

多くの人にキャンピングカーを楽しんでもらいたい、というキャンピングカー作りで、数々のニューモデルが誕生している。

2023年にはレクビィブルーラインのオーバーランダーをベースに「カイハラデニム」を使ったカジュアルモデルを発表するなど、その独創性も高い。

2022年には工場を拡大して、これまでのクオリティを維持したまま、生産性を向上させる。

道の駅瀬戸しなのに隣接してレクビィステーションを展開し、キャンピングカーを身近なものとして、気軽に楽しめる環境づくりにも取り組んできた。

レクビィの新作&注目キャンピングカー

ソラン

ペットと旅するキャンピングカーをコンセプトに開発されたモデル。ハイエース標準ボディながら、家庭用エアコンを搭載している。

内装には水分、摩擦、ペットの爪立てに強い素材を採用。REVOシートとベンチシートを組み合わせたレイアウトとなる。

ホビクル・オーバーランダーW

難燃試験をパスしたコットン100%のデニム生地を使った内装のホビクルオーバーランダー。

生地を作ったのは国内シェア約50%のカイハラデニム。セルビッチデニムという素材が使われていて、2回ウォッシュしたデニムの風合いと手触りを楽しめる。

トップセイル

高い積載能力と広い室内という相反する性能を同時に引き出したレイアウト。後方に取り付けられたベッドはスライド式で、前方へ引き出すことができる。簡単にベッドを展開できるのが特徴。

今回、リニューアルして新型トップセイルになり、より進化を遂げた。

カントリークラブ

ワンタッチで2段ベッドになるベンチシートに2つのシングルシートをボディ後方にレイアウト。

リアゲート部分にはシャワールームを配し、2ルームレイアウトを実現した。

インテリアに「金襴」「織部焼」をさりげなくあしらい、和モダンを追求する。

エアロスターOHEYA

レクビィ初となるトレーラーをラインアップに加えた。国産にこだわり、開発が進められてきたモデル。

スクエアタイプのボディ形状で、リア側の壁が大きく開く形状。新素材「YDパネル」を使用し、軽量化した。

キャンピングカーを身近に

道の駅瀬戸しなのに隣接したレクビィステーション。レクビィのモデルが一堂に会した展示場でもあり、レンタカーの貸し出し場所でもある。

多くの人にキャンピングカーを知ってもらうために、利便性の高い道の駅近くを選んでいる。広々とした敷地で、ゆっくりとキャンピングカーを見学できるのがポイント。

レクビィ本社

レクビィ本社は愛知県瀬戸市にある。製造工場と隣接していて、メカニックとスタッフの連携もいい。実際の利用シーンを想定しながら、開発が進められ、臨機応変に仕様変更できるのが同社の強み。純国産や和テイストへのこだわりなどを反映しやすい環境がある。

RECVEE OST benevento

関東エリアの直営店がレクビィオストベネヴェント(神奈川県大和市下鶴間10-1 電話046-273-2135)。バイパス沿いのアクセスしやすい場所にあり、ほとんどのレクビィ車両がそろう。レクビィのキャンピングカー以外にも、他メーカーの車両や中古車も展示されている。

愛知県瀬戸市にある本社工場。

工場には車両が並び作業が進む。

第2・第3工場をつくり生産能力向上。

【問】レクビィ

〒480-1207 愛知県瀬戸市品野町3-3
0561-41-3613

https://recvee.jp/

https://jrva-event.com/event/jccs2023/