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【概要】バンライフ仕様のマツダ・スクラムで車中泊旅を楽しむ、りょうすけ|VANLIFE弁護士さんの車中泊 快眠テクニックを紹介。愛用のグッズ、DIYなど。車中泊雑誌『カーネル』11月号特集「車中泊 快眠の秘密100人100答」より。

教えてくれたのは……りょうすけ|VANLIFE弁護士さん

車中泊歴2年。1年前に愛車、マツダ・スクラムのDIYが完成してからほぼ毎週末、車中泊旅を楽しんでいる弁護士。全国のキャンプ場などをめぐり、ご当地グルメやお酒、景色などを満喫中。カーネル&SOTOBIRA公認アンバサダー。

・Twitter @lms_ryosuke
・Instagram @ryosuke_vanlife

車中泊は日常生活の一部。だから自宅同様の睡眠環境に!

車中泊仕様にDIYした愛車で、毎週末のように車中泊旅やキャンプを楽しんでいるりょうすけさん。そのため車中泊での生活は、「非日常」ではなく「日常生活の一部」になっている。

「この生活スタイルを続けるのに重要なことは、クルマの中でも快眠できて、十分に疲れがとれること。だから車内は、自宅と遜色ないレベルで睡眠環境を整えています」

とくに快眠効果が高いのが、14cm厚の自作ソファベッド。この厚みと適度な硬さで底付きを感じることがなく「寝心地が最高!」とのこと。

また、天井の圧迫感を感じると快眠できないので、あえて床下収納や天井収納は作らず、居住空間を広くとっているのもポイントだ。

そんなDIY&快適ギアの導入や、日々積み上げたテクニックがりょうすけさんを快眠へと導いているのだが、加えてもうひとつ、重要なことがあるそうだ。

「ベッドに入って車中泊旅やキャンプによる心地いい疲労感を感じながら、楽しい思い出に浸っていると、気づいたら熟睡しています。道具やテクニックももちろん大事ですが、旅を楽しむこと自体が、実は一番重要な快眠方法なのかもしれません」

快眠の秘密① 寝心地も座り心地も最高な自作の14cm厚ソファベッド

ソファベッドの素材は、ニトリの7cm厚高反発マットレス。荷室のサイズに合わせてカットし、上下2枚に重ねてからビニールレザーで包んでいる。

14cmもの厚みと反発力で底付き感がまったくなく、快眠に貢献。座り心地も◎。ペンドルトンのブランケットで肌触りと見た目をよくしているのもポイント。

快眠の秘密➁ 夏も冬も温度調整が大切。場所×ギアを組み合わせる

夏は標高の高い高原や林間のキャンプ場を選び、蚊帳+クレイモアの扇風機で車内に風を通す。今夏導入した写真のEcoFlowのポータブルクーラーは冷却能力が高く、暑い季節でも快眠できたという。

冬は関東近郊のキャンプ場へ。電気毛布、湯たんぽ、ダウンの寝袋などで体を保温するのがコツ。

快眠の秘密③ 安全面に関する不安をできる限り解消して就寝

安全面に不安があると、気になってなかなか寝付けないそう。そのため、車中泊場所は公認スポットを選ぶ、クルマには必ず鍵をかける、キャンプ場泊の場合は盗難リスクの高いギアや濡れたら困るギアを車内にしまう、などで安全を確保。「この安心感が快眠につながります」とりょうすけさん。

こんな快眠グッズも重宝しています!

ノイズキャンセリングイヤホン

就寝時に周囲が騒がしいときに遮音できるアイテム。

ニトリのカーテン

遮光性が最も高いタイプを使用。明るさや人通りが気になる場合に重宝。

ダウンのウエア

モンベルのインナー上下、ユニクロなどのインナーダウン上下で保温。

文:横山穂波(カーネル) 
出典:カーネル2022年11月号vol.57 巻頭特集「車中泊 快眠の秘密 100人100答」