【概要】「ジャパンキャンピングカーショー2022(JCCS)」特集。出展社や新作・注目キャンピングカーや製品などをピックアップ。こちらではナッツRVを紹介。

キャンピングカーの品質を追求し、パネルの量産化も成功

福岡県にあるナッツ本社。パネル工場および北九州店を併設し、製造から新車販売、中古車販売、整備メンテナンス、さらにはレンタカーまで取り扱う。

ヨーロピアンスタイルのインテリアに広々とした室内。コースターベースのセミフルコンモデルであるボーダーバンクスはキャンパー憧れの車両ともいわれている。長年、キャブコンを製造してきナッツRVが自信をもって提供するモデルだ。

その先進性のある作りは、常に、デザイン性、機能性、耐久性、そして使いやすさを追求してきた結果といえる。さらに、同社のキャブコンに使われる、こだわりのパーツの数々はキャンピングカー製造20年という経験で培った専門的知見を元にヨーロッパで厳選しているという。

品質の追求から、2019年にはパネル工場を新設し、自社でキャンピングカーシェルのパネルを製造している。超断熱性パネルを高品質で量産できるほか、大型ホットプレスマシーンでオリジナル高断熱コンポジットパネルの量産化に成功した。

また、急速充電システムも同社のアイデンティティとなりつつある。サブバッテリーへの充電時間を短縮させるための総合的なシステムを構築し、オーナーが快適に電気を使えるように環境を整えた。これも、ナッツRVが求めてきたオーナー満足度を高めることとなった。

全国展開の直営販売店と国内最大級キャブコン工場

ナッツRVの直営店は全国に展開していて、九州から北海道まで、全国に8カ所でサービスを提供している。関東・近畿など首都圏に位置するので、旅行先でのトラブルであっても安心してメンテナンスをお願いできることだろう。

また製造部門では北九州、中国、フィリピンに工場があり、総勢500人ほどのスタッフが、年間約1000台のキャンピングカーを製造しているという。

札幌、埼玉、神奈川、愛知豊川、名古屋一宮、京都、大宰府、北九州の8店舗があり、全国各地でナッツRVのキャンピングカーに触れることができる。

特に北九州工場の敷地は広く、大型のキャブコンがラインで並べられて製造されている光景は壮観。キャブコンメーカーとしてはトップクラスの量産体制が整っているといえるビルダーだ。

最終組み上げなどの工程は国内工場である北九州工場で行われているので、品質のチェックなどは厳重だ。オプションパーツ、電源設備の組み込みも、熟練した職人たちの手によって施工され、高品質が保たれていることは言うまでもないことだろう。

札幌、埼玉、神奈川、愛知豊川、名古屋一宮、京都、大宰府、北九州の8店舗があり、全国各地でナッツRVのキャンピングカーに触れることができる

圧倒的な超断熱性と超急速充電システムに注目

 ナッツRVのキャンピングカーはほとんどのモデルにサイズとレイアウトの違うタイプが用意されている。実際にオーナーになったときの使い勝手をイメージして、自分に合ったレイアウトを選べるのだ。

また、室内の家具も明るい色からシックな色までカスタムオーダーできるので、好みのクルマをカスタムメイドする楽しみもある。

機能面では超急速充電と超断熱性のパネルがポイント。超急速充電システムは昇圧充電を行うことで充電時間を短縮することに成功した。

ただ、昇圧充電を行うだけではなく、これも電気の専門家が長年研究して実証を経て完成したシステムがあってのこと。長年の研究成果が製品につながっているといえるだろう。

最新のバージョンではリチウムイオンバッテリーとの組み合わせによるシステムも完成し、新しいモデルに投入されている。安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用し、独自の充電管理システムでバッテリーを保護。最大限のパフォーマンスを出せるように設計された。

超断熱性パネルはクレアとクレソンで採用され、その高い機能性を発揮している。新構造のコンポジットパネルは、キャンピングカーの側面だけでなく、天井や床に採用することで、驚異的な断熱効果と遮音効果を生むことになるのだ。