【概要】ホールアースのUSB給電式カーボンヒーター内蔵ブランケットの紹介。寝袋タイプ、ブランケットタイプ、チェア利用時に腰から足元を包むタイプの3点。

ボタンひとつで発熱して暖かい! 3アイテムが新登場

冬キャンプは寒さとの戦いだ。

テント内に薪ストーブや灯油ストーブを入れる熟練キャンパーもいるが、これは火器を扱ってもいいとうたっているテント、そして十分な知識があるからこそ。

見よう見まねでは、火災や一酸化炭素中毒など取り返しの付かない事故につながりかねない。

では、キャンプ初心者や小型テントユーザーは耐えるしかないのか? そんな疑問にひとつの答えを出したのがホールアース。2021年末、手持ちのUSB電源を使って発熱するブランケットを発売した。

そしてこれがキャンプだけでなく、車中泊にも使えると評判なのだ。

シリーズは全3アイテム。四角いシンプルなブランケット「E-Nightfall Blanket」、封筒型寝袋「E-Largo5+」、そしてチェア利用時を意識した「E-Nest Warmer」だ。

いずれも紐状に編み込んだマイクロカーボンファイバーを電気の力で発熱させる「クロスヒート」を採用している。

これはカーボンによる遠赤外線効果の暖かさと丈夫さを備えており、安心して使える電熱システムだ。

準備は簡単。USBケーブルが搭載されているのでそこに手持ちのモバイル電源をつなぐだけでよく、ボタンによって温かさを3段階に変えられる。

湯たんぽは車外で湯沸かしを行わなければならないし、熱湯を注ぐときにやけどの不安がある。かといってポータブル電源+電気毛布は重くてかさばる。

発熱ブランケットは、より手軽で、限られた空間のコンパクトカーでも扱いやすいというわけ。しかも肌面は起毛素材なのでスイッチが切れた状態でもそこそこの保温力と防風性があるのが頼もしい。

モバイル電源をおさめるポケット付き。

発熱温度は低温(約25℃)、中温(約35℃)、高温(約45℃)。体温より高い温度では低温やけどの危険があるので、低温か中温がメインとなる。

気になる連続使用時間は、容量3380mAhのリチウムバッテリーを使った場合、低温だと約7.5時間、高温でも約2.5時間となかなかのもの。

環境によっては目安よりも短時間で電池切れとなるので、1日中使いたい場合は予備のモバイルバッテリー必携だ。

なお、洗濯機、乾燥機、ドライクリーニングはできないものの、手洗いOK。さすがにこまめな手洗いは大変だけれど、シーズン終わりに自宅で洗えるのはありがたい。

各アイテムのおもな特徴は次の通り。

汎用性抜群! 広げて、巻いてどこでもぬくぬく

E-Nightfall Blanket。使用サイズは約75×110cm。

E-Nightfall Blanket(1万3200円)

シンプルなデザインのブランケット。広げて膝掛けにするほか、スナップボタンが付いているので腰に巻き付けてもOK。

肩に掛けて首元をボタンで留めれば背中とおなかをあたためる。立ったり座ったりが多い人が使いやすいよう設計されている。

肌に当たる面はあたたかみのある起毛、外側はほこりを貯め込みにくいキルティング地となっているのが実用的。シンプルな形なので、手持ちの封筒型寝袋の中に入れてもよさそう。

収納サイズは約33×37×15cm。

トートバッグ型の収納袋で、キャンプでのエコバッグとしても重宝する。

おこもりキャンプや車中泊にちょうどいい封筒型ブランケット

E-Largo5+の使用サイズは約95×195cm。

E-Largo5+(1万9800円)

暖かく眠ることに特化した、体をすっぽり包み込む封筒型ブランケット。

手持ちの封筒型寝袋の中に入れるとブランケットの分だけ保温性が増すし、スイッチを入れておけば最初に足をいれたときの“ヒヤッ”がない。

日中はスキーなどのアクティビティに明け暮れて、食事は地域の食堂を利用。車内では眠るだけというアクティブな車中泊ユーザー向き。

狭い車内で寝袋をたたむ、寝袋内に潜り込むときなど断線が心配だが、カーボン素材はウインタースポーツウェアにも採用されるほどタフで、よほど雑に扱わない限り断線しにくくいそう。

使用サイズは約95×195cm。

クッション型収納袋で、車内に常備しておいてもよさそう。

まるでこたつに入っているみたい!

E-Nest Warmerの使用サイズは約35×150cm。

E-Nest Warmer(1万7600円)

チェアに座ったときの保温を想定した、ちょっと不思議な形のブランケット。

ジャケットとの干渉を防ぐためだろう、背中側はぽっかり開いていることがわかる。一方、足先はポケット状になっていて膝下あたりまですっぽり!

細長いチューブはハンドウォーマーで、指先を冷えから守ってくれる。E-Nest Warmerに足を入れると靴を履けない・歩けないので、グラウンドシートやすのこなどを敷いてそこに足を置いておけばまるでこたつにはいっているかのような心地よさ。そしてこたつ同様、出たくなくなるのが難点だ。

収納バッグはトート型で約45×50×20cm。

キャンプはもちろんスポーツ観戦にも重宝する。ドライバーは無理だが、助手席の冷え対策としてもよさそう。

ホールアースの発熱ブランケットは、クリーンでコンパクト、スイッチひとつでじんわり温かくなるし、必要なシーンにあったデザインを選べる。

春先までまだまだ底冷えする夜は続く。キャンプ&車中泊の冷え対策のひとつに加えてはどうだろう。

【問】FDRカスタマーセンター

文:大森弘恵