【概要】エアフレームテント「Kampa CROSS AIR VW」の使用体験レポート。YouTuber・ちょもかさんがエアフレームテントをジムニーシエラに連結し、ソロ車中泊キャンプを体験。

人気YouTuberが車と接続できるエアフレームテントを使ってみた!

「クルマにキャンプ道具を載せると、どうしても車内スペースが少なくなってしまうんですよね」と話すのは、人気YouTuberのちょもかさん。

YouTubeチャンネル「chomocamp」でキャンプ動画などを配信。クルマを手に入れてからは車中泊にも夢中だと言う女子ソロキャンパーだ。

使用したクルマはジムニーシエラ。アフターパーツメーカーDAMDのカスタムパッケージキットJIMNY SIERRA“ little G.”を装着。

そこで今回、エアフレームテントを使った車中泊ソロキャンプをちょもかさんが初体験。スタイリッシュだけど車内スペースは限られるジムニーシエラと、カンパのクロスエアテントを使って、車中泊キャンプのニュースタイルだ。

「Kampa CROSS AIR VW&アクセサリーセット」 KAMPA DOMETICのモーターホーム専用エアオーニングとアクセサリーセット。エアフレーム構造で広いリビングスペースを手軽に設置。コンプレッサーなどもセットされている。

クロスエアテントはエアフレーム構造を採用しており、大きな空気のチューブを2本クロスさせることで、テントを立ち上げている。

フレームとなるチューブの空気圧を規定値まで高めると、風でも曲がることがないフレーム剛性となり、しっかりとした安定感が生まれる逸品。

収納バッグはシエラの荷室にすっぽり収まるサイズ。

それでは、さっそく設営開始! まずは、ジムニーシエラの荷室にすっぽりと収まった収納バッグを取り出して、地面にテントを広げる。

大きなボストンバッグサイズで、女子ひとりでも持ち運び可能だ。

テント重量は18kgと少し重たいが、女子ひとりでも運び出せるボリュームだ。そして、フレーム部分にある2カ所のバルブを確認。

エアフレーム構造なので、組み立てはテントを広げて空気を入れるだけ。面倒なパイプフレームの組み立てなどがないので簡単。空気入れには電動コンプレッサーが使える。

クルマのシガーソケットにコンプレッサーの電源をつなぎ、バルブへチューブを差し込んで、スイッチオン! ブーンという音とともに、空気が入っていく。

フレームに空気が入ると、テント全体が自動的に立ち上がり、あっという間に身長を超える高さに。る。手が届かないような高い場所があっても、見ているだけでいい。ソロキャンパーにはピッタリ。ペグダウンすれば、ちょっとした風でもびくともしない。

テントが固定できたら、クルマを横付けして、スリーブに取り付けたマグネット(オプション)をクルマのルーフにオンで連結完了! 

設営後、クルマだけ使いたいときも簡単に取り外せる。

「テントとクルマをつなげると、ちょっとしたスペースができて便利でした。クルマのドアを開けておけば、クルマとテントの行き来もスムーズで、両方の空間が広がったような開放感があります」とちょもかさん。

あとはくつろぎ空間をつくるだけ。

テントのフロア部分は3×3mの広さがあるので、荷物が多くても問題なし。リビングに大好きなアイテムを大量に持ち込める。

アウトドアであっても、自分空間をつくれるのが楽しい。ラックにお気に入りアイテムを並るだけでワクワクするよね。

室内の高さは2m超え。身長165cmのちょもかさんが背伸びしても余裕。高さがあると気持ちにもゆとりが生まれる!

そして、広々としたくつろぎ空間が完成! ファブリックでデコレーションしたリビングが完成。したリビングが完成。アウトドアでも落ち着ける空間に。

「空気で膨らむテントと聞いて、少し不安だったけど、太めの柱がしっかりとテントを支えていて驚き。風が吹いても安心感がありますよ。小さなクルマでも快適に車中泊キャンプができる!」と、終始笑顔のちょもかさんだった。

使用ギア

・Kampa CROSS AIR VW&アクセサリーセット
16万3700円

●テント重量:約18kg ●設置サイズ:L300×W300×H240cm(本体)、L90×W250×H180cm(接続部) ●収納時サイズ:L76×W36×H36cm ●取り扱い販売店:LAC RVセンター

※Kampa(カンパ)は英国のオーニングテントの実力派ブランドであり、ドメティックのグループブランドです

・今回のジムニーはL.T.キャンパーズのデモカーをチョイス

L.T.キャンパーズ

ジムニーはキャンピングカー販売店L.T.キャンパーズ(長野県諏訪市沖田町1-39)のデモカーだ。

同社はキャンピングカーの走りに特化したカスタムが得意で、長年、キャンピングカーに携わってきた老舗ショップ。新しい価値観で幅広いライフスタイルを提案している。

写真:鈴木信行 
文:渡辺圭史 
モデル:ちょもか 
撮影協力:L.T.キャンパーズ、ドメティック 
出典:カーネル2021年秋号vol.51 
※当記事はカーネル2021年秋号vol.51掲載のものを再編集したものです