キャンプで活躍する1台2役以上の収納ボックス
キャンパーのDIYから火がついた収納ボックスのテーブル化。今ではキャンプギアブランドからも、テーブル化だけでなく、「〇〇化」できる収納ボックスが続々登場しているぞ! そこで1台で2役、3役を可能にする収納ボックスに注目してみた。
いくら車で行くことが多いキャンプといえども、ファミリーだと積載量に限度がある。1台2役、3役にもなる収納ボックスがあれば、荷物の省力化につながり、サイトの見栄えも変化する。自分流に使いこなしてみて!
大充実はDOD! 「ヤーツ」シリーズに注目!
「ヨクミルヤーツ」が発売されたのが2020年。以降、立て続けに収納ボックスを〇〇化できる「ヤーツシリーズ」をリリースしているDOD。
なかでも目からウロコだったのが、ゲーム化できる「ヤーツ」。
「ボックスのフタ裏のマス目を何かに活かせないかと考えていたところ、運動会の玉入れ体験できる『キャンプタマイーレ』のタマがフィットすることを偶然発見。その時の思いつきで始めた遊びがヤーツです」と担当者。
ヤーツシリーズは今後も続々と増殖予定とのことなので、期待して待ちたい!
ソファ化できる「スワルヤーツ」
工具なしでソファを取り付けられ、ヨクミルヤーツをさらに快適に。フレームを付けたままスタッキングやフタの開閉がOK。5500円。
テーブル化できる「カケルヤーツ」&「ノセルヤーツ」
ボックススタンド「ノセルヤーツ」(2750円)もフック「カケルヤーツ」(4個1650円)を使えば写真のようなテーブルに変身!
【問】DOD
無骨なアルミボックスをラック化とテーブル化!
この手のアルミコンテナ、アレンジして使う発想はなかなか思いつかなかったけれど、それを提案したのがロゴス。
「スタックコンテナ」はフタが取り外しでき、外面に凸凹が少ないシンプルな造形なので、横置きしてラック化ができる。この無骨なたたずまい、カッコいいサイト作りに役立ちそう。
フタはフチ付きのフラットタイプで、そのままテーブル代わりにも使えるけれど、ナチュラルな雰囲気を演出する「コンテナ・デスクボード」もリリースしている。
フタ部分をテーブル化する「LOGOS コンテナ・デスクボード」(4290円)。
こちらは天板ハーフタイプの「LOGOSコンテナ・デスクボード ハーフ」(2970円)。
【問】ロゴスコーポレーション
こだわりの受注生産収納ボックスでおしゃれなテーブル化
アイアン×ウッドでおしゃれ度満点なネイチャートーンズの収納ボックスは、側面のウッドパネルを開くと、なんと大きめサイズのテーブルに変身!
テーブル展開時はL が約110㎝、S が86㎝とファミリーキャンプでも十分だ。テーブル展開時、ボックス内の物はどう取り出すの? と思った方も安心を。ボックス上の天板はフラップ式を採用し、簡単に収納物を取り出せるようになっている。
受注生産で納品まで2カ月以上かかるけれど、このクオリティの高さなら、待ってでも手に入れたい!
テーブル天板は写真のように片側使用もOK。人数やサイトの広さなどで変えられる。
【問】ネイチャートーンズ
インダストリアルデザインのボックスをラック化!
工業用コンテナ風デザインが魅力のクイックキャンプ「ギアコン」は、サイド面を開いたまま積み重ねがOK。カラーリングもいいので、食器やキャンプ小物など“見せる”収納棚として使っても映える一品だ。
使用しないときは、薄く折りたためるのも便利。ちなみにラック化する際はサイド面を本体の底側に倒して、その上に物を置く仕様となっている。
【問】eSPORTS
3段までスタッキングが可能なコンテナボックス
キャプテンスタッグの「フラップFDコンテナ」は、サイド面が本体の外側に開く仕様で、いつでも開け閉めができるのが快適。上部もフラップ式で、荷物の取り出しがスムーズだ。
3段まで積み重ねが可能で、キャプテンスタッグ・キャンプアウトシリーズの「FDコンテナ20」や「FDコンテナ50」と組み合わせて使うことができる。
【問】キャプテンスタッグ
転載元:GARVY2021年10月号
文:カーネル