キャンピングカーもキャンプギアも一緒に楽しめる!
7月31日(土)・8月1日(日)の2日間、北海道札幌市のアクセスサッポロで、「北海道キャンピングカー&アウトドアショー2021」が開催された。
会場には北海道のご当地ビルダーや企業をはじめ、全国各地のキャンピングカーショーでおなじみの人気ビルダーが勢ぞろい!
またペット同伴OKということもあり、愛犬を連れた来場者も多くみられた。
同イベントには車中泊専門誌『カーネル』編集部も出展! 最新号やバックナンバーの販売のほか、モンベル、キャプテンスタッグのキャンプギアを使用した休憩ゾーンも展開。
それではさっそく、会場でカーネル編集部が注目したキャンピングカーやキャンプ休憩ゾーンなどを紹介しよう。
家族4名で快適に過ごせる充実装備のバンコン
まずは北海道のご当地ビルダー・アルペジオから1台。こちらはハイエースベースのバンコン「リ・ラックス」。
このキャンピングカーは、正弦波インバーター(1500w)、電子レンジ、ツインサブバッテリー、19インチの液晶テレビ、ベンチレーター(マックスファン)、冷凍冷蔵庫などなどが標準装備という大充実のモデル。
ベッド展開できるダイネットのシートには大人2名、後部の常設2段ベッドには子ども2名が就寝できる仕様で、家族4名でキャンピングカー旅を楽しめる。
また、旅が快適になる装備も満載。バンコンにはめずらしい大型のキッチンには、2バーナーコンロやステンレス製のシンクを装備。
スライドドアの出入り口付近を広めにとっているのもアルペジオ車両の特徴で、出入りがしやすいように配慮されている。木製の手すりも装備し、安全面も考えられているのもありがたい。
収納棚に生活必需品のひとつである「箱ティッシュ」をセットできるようにしたのも、こだわりのひとつなんだとか。
ファイターズファン必見! キャンプギアに車中泊モデルも!
おや? と思ったのが、こちらのブース。「FIGHTERS OUTDOOR EQUIPMENT」と書いてある。
北海道日本ハムファイターズは7月からアウトドアラインをスタートさせたそうで、シェラカップやOD缶などを収納できるポーチ、鉄板とフライパンの機能をもったアウトドアクッカーなど、キャンプで役立つグッズを販売していた。
そして、ファンは見逃せない、こんな一台も!
北海道日本ハムファイターズ仕様の車中泊カー!
ハイエースのスーパーGLがベースで、オリジナルのエンブレムにステッカーチューン、ヘッドレストやベッド部などにプリントが施されたファイターズファン垂涎のモデル。
カロッツェリア製のナビは、エンジン始動時やナビ起動時に、本体画面にファイターズのロゴが出る仕様! また電気は、アウトドアシーンや災害時に持ち出せるよう、あえてポータブル電源を装備している。
ちょうどいいサイズ! ライトエースベースのキャンピングカー
コンパクトなボディに快適装備がぎゅっとつまったカトーモーターのバンコン「メリル」。ライトエースがベース車両で、街中でも気兼ねなく走ることができるサイズ感が◎。
ダイネットのシートは全面ベッドに展開ができ、4名乗車、2名就寝が可能。エアコンや100Aのサブバッテリーなどを標準装備。夫婦ふたりの車中泊旅にちょうどいい!
白基調のインテリアに今夏リニューアル
RVトラストのブースでは、今夏リニューアルするキャンピングカー「TR550L.Bolero-V.Max」を展示。
大きく変わったのは内装。今までの落ち着いた色味から、白基調で明るいインテリアに。照明も暖かみのある色合いのものに変更になった。
またサブバッテリーも鉛からリチウムを採用するなどのリニューアルが図られている。
人気ブランドのキャンプギアも体感!
会場内には人気のキャンプブランド、モンベル&キャプテンスタッグのキャンプギアを展示した休憩ゾーンも。車中泊キャンプが人気ということもあり、来場者は興味津々!
モンベルエリアでは、4名用のファミリーテント「ムーンライト テント4」(7万6780円)を中心にサイトを展開。
しっかりと安定した座り心地の「フォールディング フィールドチェア」(奥・7480円)と「ベースキャンプチェア」(手前・7480円)。座面や背もたれにパッドが入り、長時間座っていても疲れにくいのが特徴。来場者は実際に腰かけて、その座り心地を試していた。
高さを3段階に調節できる「L.W.マルチ フォールディング テーブル ワイド」(1万8700円)の上には、「アルパインクッカー 14+16 パンセット」(5390円)や「チタンスプーン&フォークセット」(2074円)、「アルパイン スタッキングプレート 20」(418円)、「パワーバンク ランタン」(6600円)をセッティング。
折りたたんだり、重ねられたりと、どの製品もコンパクトに収納できる便利なキッチングッズだ。
テント内にはフロアにジャストサイズの「ムーンライト4 テントマット」(6380円)。軽量&コンパクトに快適性を実現した「U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 150」(9900円)と寝袋「ファミリーバッグ」(5280円~)で、夏キャンプらしい寝室に。
テントの脇にセットした「フォールディング フィールドコット」(1万3200円)の使い心地を試す人も多数。「ここで購入できませんか?」という来場者も!
キャプテンスタッグのエリアでは、焚き火キャンプサイトを演出。
コスパ優秀で人気の焚き火台「ヘキサ ステンレス ファイアグリル」(1万3200円)を囲むように、「CSクラシックス ヘキサグリルテーブルセット<137>」(2万8600円)や「モンテ ロースタイル ソロベンチ(カーキ)」(1万1000円)、「CSブラックラベル 焚火三脚」(5720円)などをレイアウト。
テントは設営しやすく過ごしやすいツールームタイプの「モンテ スクリーンツールームドームテント(5~6人用)」(8万8000円)。テントのリビングスペースには「CSクラシックス FDリビングテーブル<110>」(2万3100円)と「CSクラシックス FDリビングベンチ<110>」(1万2100円)を。
テーブルの上に置かれた「アンティーク暖色LEDランタン(ブロンズ)」(4400円)や、新作でアースカラーの配色が雰囲気のよい「TAKE-FIBER ランチプレートスクエア26cm」(各1650円)には「かわいい!」の声も多く聞かれた。
「モンテ 洗えるクッションシュラフ」(1万1000円)は、収納袋にしまうとクッションとしても使える2WAYギア。就寝時以外はリビングや車中でクッションとして使えるのが便利! もちろん自宅使いもOKだ。
そして、子どもたちから大人にまで人気だったのが、「パーム チェアモック」(5830円)&「スチールポールチェアモック用スタンド2(ブラック)」(1万4300円)。みんな笑顔で心地よい揺れを楽しんでいた。
写真・文:カーネル編集部