【概要】インスタグラマーたちの車中泊スタイルを紹介する企画その1。車中泊をどんなふうに楽しんでいるのか、また夏の暑さ対策や内外装の装備やポイントなどを4名に聞いた。

旅先でしか見られない景色を楽しめる

green.kazumi_richesseさん/NV200

登山や旅を楽しんでいたサブカーの軽バンからNV200に乗り換えて車中泊仕様に。プラダンで排気を確保したポータブルクーラーをRVパークなどの電源を使って稼働させている。

車中泊を始めてから、夏は標高の高い場所に泊まるようになり、富士山が見える山を登るという夢も実現。

ペットたちも外を気にしないでリラックス&就寝できるようにカーテンを取り付け、有孔ボードで光を遮断。お気に入りのアイテムに囲まれ車内で快適に過ごしている。

犬連れの人であれば車中泊がおすすめとのこと。

秘密基地のような自分だけの空間

pur_outdoorさん/ジムニー

ジムニーJB23にエアマットとウレタンマットを入れて、フラットなスペースを確保。車内を広く使うために、壁掛けや天井収納できる工夫が施された。

キャンプの前泊や、風が強かったり、天候の悪いときのテント代わりに車中泊をする。暑さ対策には、ポータブルの扇風機2台とポータブル電源。

窓は網戸にできるようにメッシュシートを利用。好きなものに囲まれた秘密基地のような自分の空間で過ごすことが楽しいという。

自分なりに工夫して楽しめるのがいい

mikeda0415さん/デリカD5

好きなものだけをデリカD5に詰め込んで完成した快適空間。気分転換にふらりと車中泊に出かけることが多い。

暑さ対策にはバグネットと換気扇を設置。また、冷風機や扇風機を持ち込んで、標高の高いところで過ごすようにしている。

自由気ままに動けること、自然や景色を楽しめることに車中泊の魅力を感じている。自分なりに工夫すれば、楽しい車中泊を体験できるので、車中泊に興味があれば挑戦してみてほしいという。

やってみると楽しさが見つかる体験

vanlife_the.day 翼&りささん/ボンゴブローニィ

ボンゴブローニィで旅を続けているふたり。毎日の生活がこの小さな空間に詰まっている。

キャンプ、サーフィンのギアをルーフキャリアに収納して、車内では、快適に過ごすために、一度使ったら片付けることを心がけている。夏対策は特に行っていないが、いつも過ごしやすい場所を探しているという。

自分たちだけの秘密基地感がお気に入りで、朝起きた時の絶景で1日がハッピーになることも多い。車中泊は不便なこともたくさんあるけれど、それ以上に気持ちが豊かになるという。

 

文:渡辺圭史 
出典:カーネルvol.50 2021年夏号