限られたスペースに、人が寝る場所と荷物を積載する空間を両立させなければいけないのが一般乗用車での車中泊。そのためには隠れた収納場所の活用や、スペース効率を生かした収納で、荷物を整理整頓しなければなりません。車内をより広く使う方法をマスターし、快適な車中泊を目指しましょう!
見落としがちなデッドスペースを有効活用!
まずは車内のデッドスペースに注目。効率的な収納を目指すなら、デッドスペースの活用は必要不可欠。見落としがちな3カ所を紹介します!
1.タイヤハウス付近
大きな出っ張りと微妙な凸凹があるタイヤハウス付近。ここにはクッション性があり、形を変えられるものを詰め込んで有効活用。他の荷物を固定できるというメリットも。
2.倒したシートの下
就寝のために倒したシートの下にも、空間が広がっています。ここには就寝中に使わない、大きめの荷物を積み込みましょう。
3.ダッシュボード
広めの空間がありながら、収納場所として忘れがちなのがダッシュボード。斜めになっていることが多いのですが、滑り止めシートを使えば、モノが置きやすくなります。
カーゴネットで天井に小物を収納!
アシストグリップが4カ所備わっていて、 室内高に余裕があるクルマなら迷わず、天井も収納場所にしてしまいましょう。
カーゴネットのフック機能を前後左右のアシストグリップに引っかけて天井に張り、そこにティッシュ箱や懐中電灯などの小物を収納すれば、すぐに取り出せて邪魔にならないから快適! 大きくて重いものは、ネットがたわんでしまうのでNG。
収納ボックスを揃えてスマートに!
小物の積載に収納ボックスは不可欠ですが、ボックスのサイズがバラバラだと、むだなスペースを生む要因となってしまいます。
できれば収納ボックスの高さや大きさは2~3種類に限定し、整然と揃えられるようしておきましょう。こうすることでよりスッキリと効率的に積載できます!
ルーフボックスの導入で、無敵の積載空間!?
デッドスペースというわけではありませんが、導入すれば収納がグンと楽になるのがルーフボックス。クルマの屋根に積載場所を作ってしまえば、車内は広々!
ルーフボックスは形状や装着タイプも様々なので、収納したいグッズに合わせて選びましょう。出し入れがやや面倒なので、就寝時には使わないモノを積むのが基本。
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※当記事は『CarNeru(カーネル)特選! 車中泊の新基本』の内容を一部抜粋、再編集したものです。