プロフィール/まるみさん
愛車:トヨタ・シエンタ(5人乗り)
YouTubeチャンネル『まるみのキャンプと車中泊』などで、女性がひとりでキャンプや車中泊を楽しむ様子を発信するインフルエンサー。現在は、無改造のトヨタ・シエンタ+アイテムで全国を旅している。
「Amazonのヘビーユーザーですよ♡」
愛知県を拠点とするまるみさんは、車中泊&キャンプのインフルエンサーとして活躍するひとり。2022年に一度、本誌にも登場してくれたが、当時は「車中泊キャンパー」の女子ソロスタイルだった。
しかし、昨年にトヨタ・シエンタを購入。「キャンプも楽しみつつ、車中泊も比率も増えた」とのことで、今回はそんなまるみさんの車中泊アイテムを改めて紹介したい。
まるみさんの車中泊スタイルの大きなポイントは、その「普通」さだ。それは新たな相棒を手に入れても変わらない。
シエンタはキャンパー仕様ではなく一般車で、街中で見かけるほかのクルマとまったく同じ。そのノーマル車にアイテムを詰め込んで、快適にクルマ旅を楽しめるように工夫している。
「アイテム選びのこだわり(笑)、ですか? できるだけコンパクトなものや折りたためるものを選んで、狭い車内を使いやすくしています。あとは2WAYで使えるものかな」
キャンプで使っていたものを流用しているアイテムも多数あるが、車中泊で快適・快眠するために選んだものも多数ある。
「車中泊の場合、車内料理はポータブル電源とIHを使用します。マットは車中泊用で選びました」
参考にするのは、ほかのインフルエンサーの動画。そしてAmazonのヘビーユーザーでもあり、レビューの「高評価」も重要だという。
まさに「いまどき」であり、「最近の普通」といえる車中泊女子のまるみさん。そのアイテム選びは、ビギナーに参考になるものばかりだろう。
まるみさんの車中泊アイテムを拝見!
【カーテン】なんとワイヤー装着は100円均一ショップのクリップ!?
まるみさんの車中泊アイテムのなかで、それほど多くないDIYアイテムのひとつがカーテンだ。
装着に穴あけ加工をしていない!? なんと100円均一ショップのクリップを使用。カーテンとワイヤーはほかのYouTuberの動画を参考にして製作したという。
〈使用アイテム〉
カーテン/cloth shop布や・カフェカーテン
カーテンレール/ダイソー・カーテンワイヤー
【寝具】トラックドライバーおすすめの折りたたみマットがメイン
テント泊から車中泊へ移行した際、最初はキャンプ用のマットを使用していたまるみさん。
「面倒になってしまって」ということで、トラックドライバーがおすすめしていた折りたたみマットを愛用。JOYmeでシートの凹凸を調整。クッションは毛布にもなる。
〈使用アイテム〉
マット/アキレス・六つ折りマットレス
クッション/EcoFlow・快適な本体クッション
寝袋/イスカ・デナリ1100
ブランケット/ペンドルトン・オーバーサイズジャガードタオル
マット(高さ調整用)/JOYme・キャンプマット
【調理】ポタ電+カー電アイテムで火事&一酸化炭素中毒対策
車内料理はポータブル電源+IHを使用する。「事故が怖くて。全部電気で調理します。安全性重視で」とのこと。
カー電アイテムは1200Wのポータブル電源で使えるものが選ぶ基準。「ポタ電もリン酸鉄を採用している安全性の高いものを選びました」。
〈使用アイテム〉
ポータブル電源/UGREEN・PowerRoam1200
IHコンロ/アイリスオーヤマ・IHクッキングヒーター1000W
炊飯器/HOMESWAN・ミニ炊飯器 SRC-15
ヒーター/Dazers・300Wセラミックヒーター
ノンフライヤー/山善・エアフライヤーYAF-C120
キャンドルウォーマー/SAOSUP
ドライヤー/テスコム
冷蔵庫/イーノウ・車載冷蔵庫D10
こんなアイテムも活躍中!
「amazonのおすすめにあった」という天井ネットを装着。アシストグリップに引っ掛けるタイプなので、脱着が簡単なのもいい。シエンタは車内高に余裕があり、そのヘッドクリアランスを有効に活用している。
〈使用アイテム〉
天井ネット/MK&JAMT・天井ネット
緊急用の簡易トイレセットだが、飲み残しの処理や歯磨きでのうがいで使用している。
〈使用アイテム〉
ポータブルトイレ/SCIVEI・簡易トイレ(略称)
凝固剤/Green Iris・かためるくん
細かなクッキングツールは、このBUNDOKのギアケースに収納している。中に仕切りがあり、簡単な仕分けができるので便利。外面にはクッション材を採用。底面は防水加工が施されている。
〈使用アイテム〉
バッグ/BUNDOK・ギアケースBD-918
ホットサンドメーカー/UJack・フチ圧着ノンコーティング
洗剤/グリーンモーション・エコキッチンクリーナー
ナイフ/オピネル ほか
車内で使用するテーブルは組み立て式。長さ56×幅40cmの天板と、高さ36cmがちょうどいい。天板が外れるので、冬は脚と天板の間に毛布を入れて、「コタツ仕様」として使うこともあるという。
〈使用アイテム〉
テーブル/Moon Lence・アルミロールテーブル
写真、文:大橋保之(カーネル編集部)