ディーラー系としては珍しく、キャブコンタイプのキャンピングカーから軽キャンパーまで、幅広いラインアップがそろっているのがトヨタカローラ滋賀だ。
キャブコンからスタートし、バンコン、軽キャンと広がり、「カロ・ビー」「カロ・ツムリ」「キャントラ・ビーンズ」といったブランドを展開している。
この豊富なラインアップを集めたキャンピングカーのショールームが「COROLLA B・A・S・E」。現在はイオンモール草津店、堅田店に併設または隣接する。
今回取材に訪れたのはイオンモール草津店。ショッピングモールの中にあり、屋根の下で実車や、実際の使い方をイメージできる展示を見学できる。
カローラ滋賀は次から次へと新しいモデルを発表してきた。最新モデルはこの軽キャンシリーズ、「キャントラ・ビーンズ」。
ベース車両はトヨタ・ピクシストラックとバンの2種類。専用の装備品が取り付けられ、アウトドアテイストの強いエクステリアデザインが完成している。
標準装備が充実していて、ホイール、マッドフラップなど、普通ではオプション設定になっているようなアイテムが付く。そして、リビングスペースを広げる、テントまで標準装備されるモデルもある。
リーズナブルな価格設定も特徴。自動車ディーラーとして、ユーザーがクルマとどのようなライフスタイルを作っていくのかを考えた結果だという。
ユーザー目線で必要な装備を考え、扱いやすい価格を目指して、生まれたニューモデルなのだ。
注目モデルPick Up!
CANTRA BEANS HARD TOP
アルミフレームを使用した大きなカーゴボックスが、ピクシストラックの荷台に架装されたモデル。
3方の壁を跳ね上げることができ、自転車などの大きな荷物の出し入れも簡単。
運転席上部には専用のルーフラックとバスケットを装備し収納力UP。189万7500円〜。
CANTRA BEANS TOUGH BODY TRUCK
キャリアがルーフ全体を覆うように装備されたタフボディシリーズ。
トラックをベースにしており、ワークキャリアと呼ばれる柱が立ち上がったタイプが装備されている。
標準装備のサイドオーニング、テントキットでリビングエリアを確保できる。163万9000円〜。
CANTRA BEANS TOUGH BODY VAN
4人乗車できるバンベースモデル。車内がフルフラットになるので、バンライフ気分を気軽に楽しめるほか、標準装備のサイドオーニング&テントでアウトドアリビングも楽しめる。
就寝スペースは車内でも、車外テントでも、お好みで。174万9000円〜。
セレクトアイテム
標準装備されるマッドフラップ。アルミプレートで補強され、リアからベルトで固定したアウトドア仕様だ。
専用のアルミホイールにTOYOのオープンカントリーを履く。この組み合わせもシリーズ共通の専用装備品。
10月にカローラフェスタ開催!
毎年、多くの人が訪れるカローラ滋賀主催のイ ベントが10月8日(日)~9日(月・祝)に開催される。
場所は滋賀県希望が丘文化公園。会場にはCOROLLA B・A・S・Eゾーンがあり、 カローラ滋賀のキャンピングカーがすべて展示される予定だ。
【問】トヨタカローラ滋賀
☎077-565-0222(COROLLA B・A・S・E イオン店)
写真、文:渡辺圭史
初出:カーネル2023年9月号vol.62